前回のハイラックスの続きです。
レイトナーACSとアクセサリー装着が終わりましていよいよリフトアップ作業に入ります。

この10数年に渡りタコマ、FJ、タンドラ、プラドとトヨタ脚には散々手を加えて来ましたがハイラックスもほぼ設計が同じなので分解組付もダイブ手慣れてきました。4wdだけにいつもはアクスルの分解とかアッパーアームのボルトを抜くのが大変なのですがハイラックスはわりと素直に抜けてくれます。私に優しい感じです。
下が入庫時のフルストックの状態です↓

レイトナーACS装着に 2インチレベリングリフト、method17"にFALKENワイルドピークAT3Wの265/70R17をセットした姿がこちら↓

お約束のマッドフラップとサイドステップはデリートしました。ワイルドピークの265/70R17は慣れ親しんだサイズ表記にすると32X10.5R17です。
リムはお馴染みmethodの306MESH 17x8.5の0です。

マッチングに関しては純正フェンダーだとリアがstaggeredスタイルになるのでOEMミニフェンダーを装着すれば懸念材料はクリア出来ます。フロントはリフトアップとロワーアームのキャンバーキャスター調整次第でフラッシュするので担当アライナーの腕次第ですw
参考までに右はノーマルストック車高、左はレベリングリフトしています。

前から見るとこんな感じ

後ろから見るのとはあからさまに車高が違いますね。リアから見ると車高が変わらないのは何故か?それはリアは車高を上げてないからです。何故リアを上げないのか?それは目的が違うのと単に自分が尻上がりのトラックが好きじゃないからです。
前回も書きましたがこれはスタイリングに繋がる話でお店の考え方や方針で様々な意見があるので割愛しますが、APTCOでは今後荷台に何を積むのかとか、どんなとこを走るのか、どんなスタイルを目指すのかをヒアリングしてからプランを考えます。必要に応じてリアにブロックや追加リーフを入れる場合もありますが、単なる見た目だけでリアを上げるのはオススメしていないです。


APTCOの方針としてはルーフテントをACSに積んでこのくらいの前後バランスが個人的には好きなんです。タイヤサイズやフェンダークリアランス、車高と車幅が上手くバランス取れるとクルマは格段にカッコよくなりますよ。もっと細かい事を言えばリアのプリロードが増加するのとロールセンター位置が変わるのでそれに対応したスペックのリアショックに換装するのが大切です。

もちろん装着するパーツのセレクトも大事です。特にタイヤとホイールは絶対的にクルマのコンセプトが現れるところなのでしっかり選びましょう。スタイリングは似た様な感じでもパーツセレクト如何でオーナーのセンスが分かってしまいます。
カッコイイハイラックスに仕上げたいと思ったら是非お気軽にご相談ください。
アメリカナイズドされたハイラックスに仕上げるのが APTCOのカスタムコンセプトです。

Which ones better for you?