完Shock Service / KING
- APTCO HQ
- 6月28日
- 読了時間: 2分
今回でようやく完結となります。
メインとなるフロントの2.5x8COHRのプライマリーショックを外してブッシング交換と点検を行います。

SUPERDUTYクラスになるとリジットトラックも重量級用のを使わないと下に潜るのが流石に怖いです。
ショックボディ自体にオイル滲み等は無いのですがブッシングのユニボールは違和感がありました。ガス圧のチェックもしてみましたが問題なしでした。

コイルスプリングを外したらショックのメンテナンスに移ります。コイルオーバーはリアショックの時の様にガスが抜けていないのでリザーブタンク内もコンタミネーションもないようです。本来はこれが正常な状態です。

消耗しているユニボールを交換していきます。トップキャップ側はグラグラしていたのでギャプを越える度に嫌な金属音が鳴る原因の1つかなと思います。

こちらもFK SSX10Tに交換します。もうユニボール交換は満腹です。

プライマリーは前回OHをしているので特にオイル滲みもショック機能に異常は見受けられませんでした。ショックを綺麗にしてブッシング交換で終了です。
リジットアクスル車にこのサスペンションのセットアップはかなり豪華なスペックです。2012年にこのサスペンションをインストールして今回は3度目のショックサービスとなります。今回は乗り心地にも変化を持たせるべくセカンダリーのバイパスショックを調整して今まで以上に乗り心地の変化を体感出来るようなチューニングをしてみました。バイパスゾーンでその効果が発揮されればオーナーさんにもその違いを体感して頂けると思うので明日以降にテストドライブをしながらチューンしようと思います。

以上でKINGのショックサービス8本分が完了しました。最近はHILUXやTACOMA等のミドルサイズが多いので久しぶりにHD系のトラックのサスペンションの作業は色々とハードでした。