東京オートサロンが始まりましたね。僭越ながら今年のサロンの見所をご紹介したいと思います。
APTCO/BDE5的には今年の目玉はこちらでしょう。
TOYO TIREブースにブライス・メンジーズのトロフィートラックが展示される様です。
2019にはBJボールドウィンのトロフィートラックや故ケンブロックのフーニコーンが展示されたりした事もありましたが今回はMASON MOTORSPORTS製のトロフィートロフィートラックを生で見れる良い機会です。しかもFOX FACTORY RACE SHOCKがお披露目されるのはレアじゃないでしょうか。是非4.0"ショックの太さを目に焼き付けてきて下さい。
マニアックな人はエンジンはDOUGAN製なのか?トランスミッションはRanchoのTH400なのかはたまたCulhaneなのか?SPEC SHEETが展示されていたら写真を撮ってきて下さい。お願いします。
日本だとオフロードと言うと頭に浮かぶのがカタールラリーとかアジア系のXCラリーだと思うのですがそれとは別格のアメリカンデザートレーシングが誇る2WDのモンスター級オフロードレーシングカーというヤツを是非皆さんの曇りなき眼で生で見て頂ければと思います。マジでちょっと開眼してきてください。自分のトラックからマッドフラップとサイドステップを外したくなってきたら発症しちゃっていますのでAPTCOにお越しください。ショック療法で発作を鎮めて差し上げます。お薬はKINGかFOXを処方致します。
個人的にオススメの見所はサスペンションレイアウトやFOXショックの太さ、シャーシのフレームワーク、レースハブやリアエンド、センターピボット化されたバルクヘッド、コックピット等、衆人環視の中でトロフィートラックを前にハァハァしちゃうポイントが満載ですので不審者にならない様、注意が必要です。私の分まで是非舐め回すように美脚やメリハリボディを見てきてください。
参考までにブライス・メンジーズとはどんな人か軽くご紹介しましょう。
1987年生まれのプロフェッショナルドライバーで幼少期からダートフリークスだったとの事。私が知ったのは2006に初めて見に行ったCORRで注目の若手ドライバーとしてフィーチャーされていたのを記憶しています。その後もショートコースのCORR、TORC、LOORSで活躍しながらSCOREのデザートレースでも上位入賞を重ねて昨年度はBAJA400のチャンピオン、KOHでもチャンピオンになるなどアメリカを代表するトップオフロードレーシングドライバーの1人です。TEAM REDBULLという時点でスペシャルですね。
個人的には2020のフルタイム4WDやシーケンシャルパドルシフトのMASON MOTORSPORTSが製作したトロフィートラックで話題になったのが印象深いです。
イメージトレーニングを兼ねてトロフィートラックについて学んで行きましょう。
こちらの車両が展示されているはずです。
こちらが本当の意味でのプレランナーです。コースの下見をするためのレーシングカーに近いスペックのラグジュアリーなトラック風高級スーパーカーの走りをご覧ください。
という事でちょっとした予備知識を携えて是非ホンモノのトロフィートラックを見てきてください。
それでは皆様、よい週末を!