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FALKEN AT-3W 雪道レビュー

雪山ドライブにおけるFALKEN WILD PEAK AT3Wのレビューをお届けします。


本格的な積雪&凍結路でのFALKEN WILD PEAK AT3W の実走行は今回が初めてです。以前千葉で積雪した際にレビューをしましたが湿雪の上、気温もそこまで低くなかったので都市部での積雪に対応するか否かのレビューにはなりましたが、今回は本当の積雪地帯での走行性能はどうだったかレビューしたいと思います。


今回は福島県にある羽鳥湖スキー場へ向かう道中のスノーセクションを走ってみた際のレビューになります。羽鳥湖スキー場に行ったことがある方はご存知かと思いますがスキー場までのルートは急勾配、急カーブが多い上に凍結箇所も比較的ハードなコンディションの道のりになります。過去には日産タイタン・JEEPアンリミテッドにBFGのオールテレーンを履いて毎年走破しているルートなのですが今回は初めてのハイラックスにFALKENワイルドピークAT3Wを履いて初の雪道走行をしてきました。



まず雪道走行にあたって個人的な対策法をご紹介しておきます。自分の場合は道路上に積雪が目立つようになったら車を停車してタイヤの空気圧を下げるようにしています。車載しているエアーゲージを使って前後4輪タイヤの空気圧を1.6kPaまで落としてから積雪路を走行する事にしました。通常であればもう少し下げても良いのですが自分のハイラックスのリアにはベッドラックやテント等の重量物が装置されているためこのくらいの空気圧に留めておきました。一般的には空気圧を下げるとビード落ちしてタイヤがリムから外れてしまうのではと心配する人がいるかもしれません。確かに低圧にするとタイヤ自体のヨレは大きくなりますし急カーブに急勾配でロングホイールベースのクルマがコーナーに進入したらビード落ちするかもという不安が湧くのは当然です。


そこでこのMETHOD BEAD GRIP WHEELが大変有効なのです。下記のムービーをご覧ください。如何に優れた設計であるかがご理解頂けると思います。


話をタイヤに戻しまして路面のコンディション毎のレビューをしたいと思います。


(アイスバーン性能について)

羽鳥湖スキー場の駐車場は強風に晒されていることが多く駐車場の路面は圧雪状態とよりもカチコチのアイスバーンになることが多いです。エンジンの熱で溶けた雪が強冷風に晒され凍結することでカチコチのアイスバーンが完成します。検証した当日もパーキングはかなりのハードパックアイスバーンというコンディションでした。

まずは制動力について、場内は低速走行が原則なので20キロ程度での走行でしたが突発的なハードブレーキングをしなければABSが作動することもなく普通に停止することが出来ました。急ブレーキを踏んだとしてもトヨタのセンシング技術は優秀ですぐに制御が入ってサポートしてくれます。場内をぐるぐる周回してみたのですが低速走行であれば特に構える必要もなく普通に運転できる印象でした。流石に急発進、急ハンドル、急ブレーキというアクションにおいてはスリップする動きを見せますがトヨタセンシングが介入してきて姿勢制御をしてくれます。これは頼もしかったです。


(積雪路面と凍結路面走行について)

スキー場への往路と復路での積雪・凍結路を走行した際のレビューになります。南向き北向きや風の吹く方向でも路面状況は変化します。更に勾配があったり陸橋等の路面は凍結している事も多くドライバーシートからの視覚情報だけでは見極める事が困難です。まずは4WDセレクターを2Hiから4Hiに切り替えて4WDモードにします。可能であればタイヤの空気圧を下げます。周りに車両や人がいない直線路でブレーキテストをします。これはどの程度の走行スピードでどのくらいペダルを踏み込んだらタイヤがロックするのかを知っておくためです。障害物のない安全な場所でプレチェックしておくと有効です。今時の車はVSC(姿勢制御)やTRC(トラクションコントロール)が装備されていますから急発進や横滑りには制御が行われるのである程度は安心ですがブレーキはABSがあるからと言って希望の場所で車両が停止するとは限りません。経験則ですがオーバースピードでTITANとJEEPで雪壁に突っ込んだ事もありますし車体の制御も限界があるという事と無理な走行はせずに安全なスピードで走る事が大前提である事を肝に銘じておいてください。

平坦路の積雪路面の走行については低速走行がメインですが特に車体の挙動に不安を感じるような動きも無く通常の舗装路と同じ感じで走破することが出来ます。当然ですがコーナーへの進入は直線で早めに減速してコーナーではアクセルを踏んでトラクションをかけてやりながらカーブを曲がり切るのが大事です。トラクションが無い状態で横Gが発生するとタイヤがグリップ力を失いやすくなりスリップをしてしまいます。4WD走行時は特にハンドルを切った方向にフロントタイヤがトラクションをかけるのでコーナーリング時はやんわりで良いのでアクセルオンを心掛けましょう。踏み過ぎてタイヤがスリップしてもすぐに制御してくれるのでハイラックスは全く不安を感じませんでした。


勾配路においては登りに関してはよくあるウォッシュボード路面になりがちですからむしろサスペンションが重要です。このセオリーは長い話になるので今回は割愛しますが急勾配の登坂路はノンストップで登り切りましょう。一度途中で止まってしまたらスタックすると思って下さい。MAXTRAXやROTOTRAXを装備している人は安心ですね。4WDだからと過信すると痛い目を見ますのでご留意ください。自分のことよりも後続車両の多数の人に迷惑をかける事になるという事を自覚してきましょう。

逆に勾配の下りが一番気をつけなければなりません。車体の重量バランスがフロントタイヤ2本に集中しますので滑ってしまったらリカバリーが大変です。最悪は雪壁やガードレールにゴツんとやる可能性が高いので上手く車体をコントロールしつつ車両のポテンシャルを利用します。AT3Wの下り坂のコーナーリングの感想ですがスピードを制御できれば全然曲がってくれるタイヤだと思いました。湿雪等だと路面が崩れてアンダーが出たような錯覚になりますが低圧タイヤとFOXのIFPショックが相まって想像したよりもハンドル舵角に対してのグリップ力が高かったという印象です。加えてホイールベースも長いのでデフには負荷が掛かるのでしょうけどそれにしてもスタッドレスと大差がないのではないかと思うくらいにアンダーも出ずヘッドインしてくれました。


これでFALKEN WILD PEAK AT3Wのコストパフォーマンスの高さと性能が自分の中で立証されました。デザイン、性能、価格のバランスが取れた良いタイヤです。これは買いでしょう。

APTCOユーザーもどんどんFALKEN TIREが増えています。オーバーランド然りプレランナー然りちゃんと実地テストを行った信頼性のある性能のレビューが無いと単なるセールスコマーシャルにしか見えないですからね。

舗装路の性能はカタログのとおりで、スノーとダートはちゃんとウチで立証しましたので安心してFALKEN TIREをお買い求めください。


MTのレビューはまたいずれ。。。









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