top of page

L/C J150 PRADO_KING SHOCK


今日はプラドに装着されていたKINGショックのサービスについてです。

以前にフロントのコイルオーバーのブッシングを交換したユーザーさんで今回はリアのロワーブッシングの交換です。プラドのリアのロワーはFJや4RUNNERと同じ"日野"スタイル(勝手にそう呼んでます)でタコマやタンドラとは違うショックマウントの形状になっています。

では早速オペレーションを開始します。まずはリザーブタンク内のガスを放出させます。オーバーホールの際はリザーブタンク内のフロートピストンの位置が変化しないように取り外す際は留意が必要です。

今回は車両持ち込みなのでまずは車体からKINGを取り外します。SUVだとフレームの上にボディが乗るからステムトップのロックナットが外し辛いのでスパナが振れるように少しリブを切削しておきます。では早速ブッシングを交換していきましょう。

錆やら汚れやらがオイルに吸着してヘドロ状にこびりついていました。このスフェリカルベアリング(日本ではピロボールと呼称)のメンテナンスに関しては諸説あって色々なルブを試しましたが滞留型の粘度のあるグリースタイプだとこの様に汚れを巻き込むのでWAKOSのメンテルーブを推奨していたのですが現在は同じくWAKOSのバイタスドライを推奨しています。名前のとおりフッ素系のドライタイプなのでベアリングがドロドロになる事は無いのですが小まめに吹き付ける必要があります。ベアリング内のPTFE材が元々フッ素系の結晶樹脂なので相性は良いと言うことでPTFEの摩耗を防ぐ意味でも同性質の物が一番良いのかなと考えています。

ベアリングはFK RODのFKSSXシリーズです。日野スタイルは通常よりも大径のベアリングを採用していてサイズも16Tなのでいつもの様に万力でと言うわけには行かずプレスで抜き出します。

スフェリカルベアリング、クリップ、スペーサーの交換をします。

取り外しと逆の手順でプレスで圧入してクリップでロック、あとはスペーサーを組み込めば完成です。


これでリプレイス完了です。何気にボルトはグレード11なんですね。

最後にガスをチャージして完成です。

テストドライブの結果、無事にキコキコ音もしなくなってリフレッシュされました。プラドはリアのスプリングレートが柔らかめなのか結構リアが落ち着かない感じの印象だったのでアジャスターをFIRMにしてみました。リバウンドスピードもスローに出来たらいいのになと思うのでOHのついでにバルブスタックするのもアリかもしれませんね。


最近プラドオーナーさんもメリカナイズを意識している人が増えてきたので4RUNNERの代わりにカッコよくカスタムしてみたいと思います。














閲覧数:258回

Comments


bottom of page