久しぶりのモデルチェンジに期待が高まった新型4RUNNERが公式発表されました。
控えめに申し上げて「めちゃくちゃ好み」です。販売は2024の秋頃となっています。
特筆すべきはTRD Proのフォルムはかなり刺さりました。もはやカスタムしないでストックで乗ってもいい(ホイールは変えます)くらいに完成されています。最近のクルマは変に手をしれると全体のバランスを壊しかねないのでビルダーさんのセンスにかかってきますね。
今回もTRD USAとデザイナーさんは良いお仕事をしてくれたと思います。 タンドラ、セコイア、タコマ、LC250と北米マーケットのクルマはデザインが秀逸です。
皆さんもご存知のとおり4RUNNER=HILUX SURFです。日本では何故かラインナップから消えてしまいましたがSURFは日本でも人気のRV車でアウトドアレジャー時代(昭和)にパジェロやランクル80、ビッグホーン、ミュー、テラノ、サファリとRV(今のSUV)最盛期に人気を誇っていたトヨタのアイコニックなRV車でした。時は過ぎ令和のアウトドアキャンプブームやオーバーランドスタイル時代に突入しピックアップやらSUVやらの人気が高まってきている中でのモデルチェンジです。
2025 4RUNNER のグレード設定はなんと9グレードです。詳細はTOYOTA USAのサイトでご確認ください。TACOMA同様にトレイルハンターグレードが追加されました。オーバーランディングをターゲットにオールドマンエミュのサスペンションにルーフラックや専用設定が施されている仕様です。
タイヤも純正で33インチ外径のTOYOオープンカントリーATを履いているそうです。4RUNNER的にはこのトレイルハンターが今回のフラッグシップみたいです。
気になるTRD Proに関してはTACOMA同様にFOX&TRDチューンのサスペンションや専用装備がついています。これがまたカッコいいので最後にYoutubeで確認してみてください。
インテリアの方も秀逸です。
センターには14インチモニターです。もちろんカープレイ付きです。モニター左脇の赤い丸ボタンのエンジンスタートがレーシーでとってもそそりますね。TRD Proのインテリアが一番好きです。250よりこっちが欲しくなります。
個人的に便利な機能はJBLスピーカーが取り外してBluetoothスピーカーとして使用できる事です。こういうたまに見せるトヨタの小細工が嫌いじゃないです。
日本でも再販を望む声も多いとは思いますが問題はボディサイズです。
LC250もそうですが4RUNNERもサイズはデカいです。ハイラックスサーフのボディサイズではありません。公式な寸法がリリースされていませんが現行モデルの4RUNNERのサイズはこんな感じです。LC250のボディサイズはLC300と同じ事をご存知でしょうか?実は4RUNNERも寸法的にはあまり変わらないくらいなんです。2025の中間グレードでも車幅が200cm弱 、全長も500cm弱あるので決して日本サイズという感じではありません。
都市部では駐車場のサイズがネックになる方も多いかと思います。
とは言いつつも昭和のオジサン世代でサーフに憧れていた人も少なくないはずです。日本でも再販するのを期待していたのですが250がFJみたいな期間販売モデルになりそうな気もするし、国内ではTRD冠のグレードを売るのが難しいのではないかと思うので恐らく再販はないのでは無いかと推測しています。そもそもHILUXピックアップもタイ製で並行輸入車ですしね。250は日本製(愛知)ですがグレード体系もアメリカと違ってプラドと同じ様にZXみたいな感じになる様です。250はもう国内の発売日も決まった様ですし予約開始の話も耳に入ってきているので近々動きがあるでしょう。
とりあえず話を戻して4RUNNERのトヨタ公式のムービーを見て妄想してみてください。
アメリカのモータートレンド誌のサイトも是非参考にしてみてください。
下記のURLから見れます。