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BASIC:1

日本で楽しむオーバーランドスタイルに必要不可欠なパーツやアクセサリーをいくつかご紹介していきたいと思います。あくまでAPTCO目線ですので予めご了承ください。


とりあえずベース車両はカレントモデルのTACOMAだとして話を進めていきたいと思います。まずはベース車をそれなりに仕上げる必要があります。リフトアップしてオーバーサイズのタイヤを履かせるところが一番最初のステップになるでしょう。



個人的な意見ですが2”~3”くらいのリフトアップに33”~35”外径のタイヤをセットするのがポピュラーなのかなと思います。


リフトアップの手段としては大きく分けて2つの方法があります。

1つ目はレベリングリフトです。下の写真のようにコイルオーバーとコイルバケットにスペーサーを入れて車高を上げるという方法です。パフォーマンス自体は車高が上がるだけで純正となんら変わりませんが無茶をするとショックの付け根がポッキリ逝くので注意が必要です。



2つめの方法はコイルオーバーショック自体を高性能なモノに交換する方法です。コイルオーバーも種類がいくつかあるので価格もピンキリにはなりますが今回はBASICという事で3グレードを写真でざっと紹介していきます。


BILSTEINのクリップリフトです。純正のコイルスプリングを流用してショックアブソーバをBILSTEINに交換、3段階の車高調整が可能です。




続きましてAPTCOのお勧めはこちらのFOX 2.0IFPコイルオーバーキットです。少なからずFOXに憧れのある方も少なくない筈です。予算があれば本当はリザーブタンク付きのコイルオーバーを付けたいけどという方には低価格でFOXが装着できるこのキットは理にかなっています。フェンダーとタイヤの隙間から覗き見えるFOXロゴに満足感を得る方も多い事でしょう。スペック自体は2.0”ケースにアイバッハコイルなので街乗り向けのコンフォートライドです。とりあえずカッコつけたいならコレがお勧めです。



これは予算に余裕があってアームも換えてパフォーマンス性能を上げたいという玄人向けのキットです。FOX2.5”コイルオーバーキットです。リアはピギーバックスタイル。DSC(減衰力アジャスター)はオプションです。そこそこのスピードでオフロードを走破できるスペックのサスペンションです。アッパーアームやミッドトラベルにも対応するキットなのでパフォーマンスを求める方にはお勧めです。


他にもICONやKING等のラインナップもありますが今回のオーバランドスタイルではFOX推しで行こうと考えています。その辺はお気軽にご相談ください。


アーム類に関してはトヨタに限っては2”~3”程度のレベルリフトだとアッパーアームもそんなにえげつない角度にならないため今回はBASICということもあるので割愛します。


TotalChaosやCAMBURG、DirtKing等のUCA(アッパーアーム)がラインナップされているのでサスペンションもコダワリたいと言う方はご相談下さい。



車高が上がったところで次はある意味クルマを作る上で最も重要なホイールとタイヤのチョイスです。ここはクルマを作るSHOPの趣味やセンスがかなり左右するところです。車高とタイヤサイズのバランスに道路交通法が行く手を阻のでお客さんとの連携が必要なところですね。ここはお客さんがメリケンソウルなのか日本魂なのかでオフセットが変わってくるところです。これ以上は言及しないことにして先に進みましょう。


ホイールですが、16”か17”のリムサイズにボディのトリムは必須として最低33”外径くらいは履かせたいところですね。34”は頑張ってみてどうか、35”はロングトラベル化が前提です。



ホイールに関してはオーバーランドで人気があるのはSCS、VTXがポピュラーの様です。METHODやKMC-XD、FUELとかもいるようです。SCSとかVTXは意外に日本の大手ホイールメーカーのデザインに似ていたりしますね。個人的にはオフロードはビードロックっていうイメージが強いせいかビードリング無しのリムに違和感を覚えてしまいます。まあデザイン的な問題なのでしょうけどね。つい自分はKMCとか履きたくなってしまいます。

リムのサイズについてはミドルクラスは結構16”を選ぶ人も少なくないですね。ホイールのデザインは好みなのでWEBカタログとインスタグラムで睨めっこしてみてください。


タイヤに関しては消耗品なのでBFGやYOKOHAMA、TOYO、NITTOは国内でも購入できるサイズもあってわざわざアメリカから輸入するよりは買い換えるコストが大幅に抑えられるので非常に助かります。昔に比べてサイズ展開も増えましたしジオランダーのMTやBFGのMT、TOYOのMTも一昔前のマッドテレーン=ロードノイズと振動がスゴイというイメージは払拭されて今はMTも快適にドライブが出来るようになりました。


近年はNITTOのTRAIL、TOYOのR/T等のオーバーランド向けの(AT+MT)/2 みたいなタイヤもラインナップされています。もちろんアメリカ本国での展開が主ですがGeneral TireのGrabber X3 も個人的にはお勧めです。


トレッドパターンや用途、好みは人それぞれですのでホイールとタイヤはじっくり検討してみて下さい。マッチングについてはご相談下さい。オフセットも重要ですしね。


こんな感じでベース車両のリフトアップとタイヤホイールが決まりましたね。

いよいよ次回からオーバーランドアクセサリーのご紹介です。





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