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EXHAUST END

プレランナーカスタムには欠かせない?カスタム事例をご紹介します。

もはやロックライトは必須アイテムとなりましたが注目するべき点はそこではありません。


今回のカスタムはEXHAUST ENDです。

プレランナーと言えばエグゾーストエンドつまりはマフラーの出口はこだわりを持ちますよね。よくありがちなバンパー下にメッキのエンドフィニッシュを選ぶ人と違ってプレランナーやデザートトラックにはマフラーのパイピングは邪魔にならないように処理をしたいものです。

上の写真は今から10数年前にCAT -BACKでFLOWMASTER40の3”パイプで製作したサイド出しのワンオフマフラーです。チューブはアルマイズドスチールなのでMAG溶接しています。今回はこのマフラーをリノベーションしました。


マフラー職人さんのようにステンチューブ輪切りでジグ固定して綺麗なTIGでパイピングをしたい欲望はあるのですがそんなスペースも設備も技術もないためパイピングや仕上がりについては価格相応という事でご理解頂けると助かります。STEELとSUSの材質差、MAGとTIGの溶接行程でも工賃が違う事をこの機会にお見知りおきください。


今回の完成イメージはこうなります。フィニッシュプレートはSUS、リングはアルミです。

チュービングはアルマイズドスチールをMAG溶接する予定でした。


フィニッシュエンドはここです。いつもお世話になっている加工屋さんにレーザーとウォーターで切り出してもらいリングをリベット固定しました。

車体の穴開けはファイバーなので楽でしたが・・・裏側に純正フェンダーの切り残しがあってパイピングの見直しをする羽目になりました。

試行錯誤の結果、当初のパイピングでは狙った位置にエンドを持って来れないことが分かって急遽現物合わせでパイピングを作ることに。スチールチューブがなかったのでSUSのパイピングに変更しました。久しぶりのTIGだったので条件設定ミスしてBUTTで穴開けたりと苦労はしましたが何とか修正しながらバッチリと溶接しておきました。溶接ビードはお見せできる様な仕上がりでは無いので割愛致します。

元のスチールパイプのエンドがリデューサーだったのが幸いして異材溶接をせずにスロットインしてSUSのマフラークランプで固定しました。マフラーエンドとフィニッシュリングの芯出しがなかなか難しかったですが何とか完成しました。

プレランナーだとなんかファイバー横から無性に出したくなりますよね。

パイピングの形状的に排気抵抗が増えて微妙にトルクが増して出口がサイドになった事で以前よりも車内への反響音が抑制される効果がありました。音質も少し変わりましたね。


このカスタムはプレランナー対象でファイバーフェンダー装着車が前提のカスタムですので予めご了承くださいませ。













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