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これまでご紹介してきたパーツやアクセサリーを装着する事でオーバーランドスタイルのアウトラインが大体整いました。ここからは少し本格的なオーバーランドの要素を含めてもう少し踏み込んだカスタムをご紹介していきたいと思います。


ここからは実際にアウトドアフィールドに出向いてオートキャンプやトリップを楽しもうとする方に向けたグッズやアクセサリーのご紹介をしていきます。


まずはオートキャンプやトリップに必要な「テント」を見て行きたいと思います。

その前に何故テントをわざわざベッドやルーフにマウントしてあるのか?日本だと地面にペグを打ってテントを設営するスタイルがポピュラーですがアメリカだとそうはいきません。それは何故か?実際のオーバーランドは何日もかけて目的地へオフロードを走り続けるトリップです。当然行き当たりばったりで荒野や砂漠、森の中で一夜を明かすとなると地面にテントを張って寝るという事は日本のオートキャンプ場と違って危険がいっぱいなのです。

例えば毒虫、蛇やサソリ、小動物から熊やピューマ、マウンテンライオンと日本では想像出来ない様な危険が身近にあるのです。それ故に自己防衛としてルーフやベッドにテントを設営すると言う訳なのです。実際にそのおかげもあってかテントの設営がとてもイージーで慣れてしまえばリトラクタブルモデルでも10分も掛からずにテントの設営が完了します。ポップアップモデルであれば5分もあれば十分なんじゃないかと思います。地面にペグを打ちこんでとか骨格を組んでテント地を被せる等の作業が無いというだけでもその利便性はお分かり頂けるでしょう。


それでは早速、APTCOが推奨するテントを例にご説明をしていきます。


まずテントを実装するにあたって需要なのは重量と堅牢性です。最近は技術の進歩で軽量アルミフレームや高強度の樹脂やカーボン等を採用していてテントの重量自体は非常に軽量化されながらもテント骨格の強度が向上しています。強い雨風等のコンディションはもちろんテントの使用頻度も考慮して設計されいるためテント生地やフレーム等のクオリティは申し分ないかと思います。むしろそのテントを支えるベッドラックやルーフラックの耐強度を考えて購入しないと後から買おうとしたテントのサイズや重量そしてテントに入る人数分の重量に耐えられるものかどうかを熟慮する必要があります。最悪の場合でもAPTCOでラックの強度を上げるためのフレームガセットを製作する事も可能なのでご心配には及びません。

オフロードを走れば車体もかなり揺れますしラックやテントもかなり揺れるのでしっかり補強はしておいた方が良さそうです。


テントを購入するあたってまず最初に決めることは「テントサイズ」テントの対応人数を決める必要があります。APTCOが取り扱うテントメーカー2社では対応人数が2~3人+が主流で4+という設定もあります。ただし前述したように対応人数によってサイズや重量も変わってくるのでラックとのマッチングも必要になります。日本国内のキャンプ場とかで安全な場所であればコンパクトなサイズを装着しておいて追加で地面にテントを張るという方法もありだと思います。その辺はケースバイケースで対応しましょう。


テント自体のアクセサリーもあって上の写真の様なテント下にもう部屋スリーブ上のテント生地を追加する事も可能です。


雨風が強い時の調理や着替え等、追加アクセサリーとして持っていると便利なオプションになりそうですね。


もしご家族が「父・母・子2人」の4人家族と仮定した場合に対応人数が3+または4+対応のテントを購入すれば家族全員でテントに入って寝れるのですが、季節によっては寝苦しい温度や湿度の時もありますので子供達だけでも空調の効く車内で寝かせるようなシチュエーションも十分考えられると思います。その際に便利なのがこちらのアクセサリーです。


4ランナーやFJの様なSUVであれば2ndシートを倒してカーゴルームで寝る事も可能なので特に問題はないのですが、ピックアップトラックの場合だとやはり車内スペースは限られてしまいます。そこで後部座席にエアーマットをはめ込むタイプのインフレータブルマットを利用します。レッグスペースも埋まって後部エリアがフラットなベッドに早変わりです。

シガーソケット電源で駆動する電動ポンプもセットされているのでエアーを膨らます手間はかかりません。小さなお子さん2人くらいであれば十分なスペースになるかと思います。


日本という環境下であればあまり大きすぎるテントも宝の持ち腐れにもなり得えます。もしも車内に寝れるスペースを確保できるのであればルーフラックテントも小さいサイズにしてコストを抑える事も可能です。2人用のサイズだと下の写真のようなイメージになります。ミドルクラスの普通乗用車のルーフにアタッチメントで装着する事も可能です。

この2人用のをタコマや4ランナーに実装するとこのようなイメージになります



写真を見てふつふつと妄想が湧いてきたでしょうか?


テントについてはサイズや生地の色、グレード等によって価格が変動します。上記ではリトラクタブルテントをメインでお話をさせて頂きましたが簡易テントの究極の形となったポップアップテントについてもご紹介しておきます。

パット見はルーフボックスに見間違えるほどですが立派なテントなんです。

実はルーフボックスとしての機能も備えている便利なテントで2人用対応のサイズで良ければ簡単に設営出来て気軽にオートキャンプやトリップに積んでいけるのではないでしょうか。せっかくなのでデモンストレーションムービーをご覧いただきましょう。


テント購入をされたい方はメーカー直輸入のオーソライズディーラーであるAPTCOに是非お問い合わせください。テント以外のアクセサリー等も輸入可能です。お気軽にご相談ください。


次回は3rdライトについてご説明します。


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