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King shock fix

  • 執筆者の写真: APTCO HQ
    APTCO HQ
  • 2021年5月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月9日

今回はカレントモデルのランドクルーザープラドのOEMショックの修理作業の事例をご紹介します。はるばる九州のオーナーさんからのご依頼です。


ショックレッグのベアリング**にガタがあり走行時にキシミ音が凄いとの事でベアリングの打ち替え作業となりました。併行して点検をという事でした。


**日本でピロボール、米国ではスフェリカルベアリングと呼称しています。


まずはコイルを分離します。550lbsの14"にライズカップにエクステンドカラー付きなのでかなりプリロードがかかっているように見えますね。


ベアリング交換はそれなりに台数をやってきましたがここまでPTFEライナーが磨耗しきってボールが痩せてしまった状態のモノは初めて見ました。これはさぞ凄まじい音が出ていた事でしょう。


Cクリップが外れて今にもベアリングがレッグから抜け出してしまいそうな状態でした。


ミスアライメントスペーサーを外すために一度クリーンナップしようとパーツクリーナーで洗浄するのですが…まあ凄いこと!


ミスアライメントスペーサーも上手く外れてくれて変形したクリップは交換しましたが何とかベアリングを打ち替える事が出来ました。

ベアリングはFK Rod/ FKSSX-T を使用しています。ミスアライメントスペーサーは損傷がなかったのでリユースします。


シールやその他の状態を確認してプリロードも初期値に調整してガス圧を既定値に入れたら完成です。ガスも殆ど入っていなかったので抜けたのかキャビテーションを起こしているのかまでは今回は調べていないので分かりません。本当はオイルボリュームやフローティングピストンの位置も見たかったですが次回のオーバーホールの際にご紹介しましょう。


無事に完成したので明日発送致します。


修理やオーバーホール、チューニングでお困りの方はお気軽にご相談ください。もちろんカスタムやフルオーダーもお受け致します。

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