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KING OH&MOD 組立編

  • 12分
  • 読了時間: 2分

分解編の続きでOH組立て作業になります。


ショックボディとコイルスプリングのパウダーコートが完了したのでショックの組立と同時にOHを実施しました。


まずはアッパーとロワーのブッシングを交換します。高耐久重視でCOMではなくSSXのF2を採用します。

スペーサーも固着が酷く外すのに苦労しました。ベアリングのボールには左右とも焼き付き跡がありました。指で触ると段付きになるほど摩耗していました。


ショックボディはキャップからピストンまで順番に洗浄しながらOリングやシールを交換、打ち替えをしていきます。

今回はフルOHのメニューなのでショックピストンとリザーブのフロートピストンのウェアバンドも交換しました。


更にコンプレッションアジャスターも分解清掃を実施しました。構造が複雑な分スラッジが溜まりやすいのでピストン周りは念入りに洗浄します。


洗浄とシールやリングを交換してホースを接続したらショックボディの組み上げに入ります。

規定のオイル量を入れたらガスを入れてみて目視と音で漏れが無いかを確認します。今回はまさに分かりやすいガス漏れの症例がありましたので参考に。リザーブタンクのエンドキャップのとこからリークしています。Oリングを他の新品部品に交換しても同様にリークしてしまいます。

漏れ止対策を講じてみたら止まってくれたから良かったですがこれで治らないとタンクのシリンダーが変形している可能性があるため最悪の場合にはリザーブタンクシリンダーを交換する事になってしまうところでした。


無事に組み上がったら規定ガス圧を入れて1日放置してみてオイルやガス圧が下がっていないか確認をしてからコイルスプリングを組み上げて行きます。

紙を敷いているのはオイルがどこのセクションから漏れているのかが目視で分かるようにです。これで問題無ければフルオーバーホールの完成です。これで購入時と同様の新品の乗り心地が復活するという訳です。


KINGは高性能かつ高級なショックですから放置しないでしっかり定期的なメンテナンスを心掛けましょう。


ガス抜けしてたら全く意味が無いので定期チェックをお忘れない様に。



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