RACELINE WHEELS
- APTCO HQ

- 10月18日
- 読了時間: 5分
最近PRERUNNERに対するユーザーさんの認知度が上がってきている様でAPTCO的には大変嬉しく思っております。アジアンラリーとは違うDRYでDIRTなメリケンデザートレーシングに陶酔するこのニッチなカスタムジャンルを是非とも後世に引き継がれていく事を願うばかりです。

では今日の本題に参りましょう、PRERUNNERに限らずですがカスタムのBASICと言えばホイールですよね。巷でよく言う「オシャレは足元から」と言うのはクルマにも言える事でホイールとタイヤのチョイス1つでオーナーのセンスを読み解く事が出来ると言っても過言ではありません。
PRERUNNERも含めてオフロードカスタムのジャンルにおいてはホイールとタイヤのセットアップはもちろんサスペンションのチューン具合を見てオーナーの熟練度を測る傾向があるので(笑)ホイールやタイヤのチョイスは手を抜けない部分でもあります。怖いのはホイールのブランドはもちろんですがインチやオフセット、セットアップするタイヤのブランドや種類とサイズを見ただけでオーナーのオフロードカスタム熟練度(除くオフロード走行)を測ることが出来てしまいます(笑)オタク気質この上ない話ですね。
これは日本に限った話ではなくて、その昔にブームが到来したアメリカでも下の様なミームがSNSのネタにされてしまう始末でした。SNSって怖いですよね・・・まぁ無知なのはもっと怖いけど。

これはオーナーさんだけの問題ではなくて車両を製作したSHOPのセンスにも大きく左右される話になってくるのでビルダーサイドとしては本国の流行や傾向を読み取って最新のカスタムスタイルにアンテナを常に張っておく必要があります。
APTCOのWEBサイトをご覧頂いて分かる様に弊社では推しのホイールブランドは2つに絞っています。他にも良いブランドは多々ありますし様々なホイールを販売して来ましたがドレスアップ要素とパフォーマンス重視のユーザー両方をカバー出来るホイールブランドをチョイスしてご提供をしています。
1つ目は皆さんも良くご存知のMETHOD RACE WHEELSです。

アメリカのオフロードマーケット最盛期に登場してマーケットに多大な貢献をしたホイールブランドの1つとしてアメリカでも大変知名度の高いホイールブランドです。オフロードレースホイールも作っていてレースにも積極的に参加しているトップブランドで同型のデザインのストリートホイールをラインナップして人気を博したブランドです。APTCOの創立時期と同じくらいに立ち上がったブランドで当時はレイクエルシノアに小さな倉庫と事務所を構えていました。ウチではストリート向けホイールと近年ではオーバランド向けのビードグリップをお勧めしていました。日本でもそこそこ人気も知名度もあるアメリカンホイールブランドだと認識しています。
そして2つ目が今回ご紹介するRACELINE WHEELSです。過去ログにも何度か登場していますが恐らく日本国内での知名度は低くて一体どんなホイールブランドなのかも分からないと思いますので今回ご紹介を兼ねてRACELINEについて語ろうかなと思います。
RACELINEはALLIED WHEEL COMPONENTSというホイールマニュファクチャーの中の中核ブランドの1つで古くからオフロードレースに関わりを持ってきた老舗のブランドです。METHODが出来る以前からビードロックホイールやレース用のホイールの製作に積極的に取り組んできたブランドの1つでオフロード専用のスペシャルホイールブランドとしてスタートしたそうです。
レース用のビードロックホイールと言えば他にもULTRAやWALKEREVANS、TRAIL READY、KMC等が有名ですがRACELINEもそのラインナップに加わるブランドの1つだと私は認識しています。

一昔前はMONSTERのビードロックがマイブームになった時期がありました。
自分の中でMETHODかWALKEREVANSかRACELINEかで脳内でビードロック3大決戦が始まったくらいです。
最も影響を受けたのがこのF100で2018のOFFROAD EXPOで実車を見た時にRACELINEを推そうと思ったのがキッカケと言っても良いでしょう。

***現在はMETHODのスポンサーシップに変わっています。
モンスターは今でもカッコいいですね。リングブラックでディスクがポリッシュも通好みですね。

カレントモデルのRYNOビードロックもカッコ良いです。ディスクもブラックペイントからマシンドがまた流行しているんでしょうか?時代は繰り返しますね。

ちょうどビードロックとシュミレート(ビードロック風)の実物があるのでご紹介しましょう。こちらがRYNOビードロックになります。ビードロックホイールの場合はタイヤの組み付けは基本手組みになります。37インチクラスのタイヤを4本手組みするのはなかなかいい運動になりますよ。こちらは黒いリングとディスクの間にタイヤのビードを挟んでボルトで締めて装着します。こうする事でクローリング走行での低圧状態でのタイヤのビード落ちを防ぎます。また高速走行時のダートでのコーナーのワダチやジャンプセクションの着地でビード落ちを防ぎます。

こちらがシュミレートと呼ばれるビードロックデザインのストリートホイールです。リングはデザインだけでディスクと一体になっています。一般的にはこのデザインがPRERUNNERカスタムには人気があります。ロックリングのボルトの数が本物のビードロックよりも少なくなっているのが分かりますね。

色の展開も3種類から選択が可能です。ビードロックに関してはリングの色も選択が可能です。昔は派手色のパウダーコートが流行った時期もありましたがPRERUNNERにはヤリ過ぎ感が出てしまうのでAPTCOではあまり流行らなかったです。
ビードロックはシュミレートよりも割高なのでガチでオフロード走行を想定していたりタイヤのエアー圧を落とす事を考えないのであればシュミレートホイールで十分だと思います。
そもそもビードロックはオフロードユースオンリーなのでね。
もう一度RACELINE推しのムービーを見て洗脳されてください。
RACEやOFFROADをガチで走っているホイールをチョイスしたくなるのがAPTCOのポリシーです。




