CHEVY EXPRESS1500 AWDのサスペンションアップグレードを行いました。
オーダーメニューはレベリングリフトに伴うタイヤのサイズアップと乗り心地の向上をリクエストされました。
EXPRESS1500 のAWDモデルのサスペンションはフロントがダブルウィッシュボーンのトーションバースプリング、リアはリーフスプリング方式です。
まずは装着したいタイヤ外径とオフセットを考慮しつつリフト量を考えます。
今回はフロントが2.5インチ、リアを1インチ目安でリフトアップすることにしました。
トーションバーの場合は一般的にトーションキーを交換するやり方が殆どです。通常よりもプリロードがかかるアングルのトーションキーと交換します。トーションバー触るのすごく久しぶりで新鮮でした。
リアは1インチブロックを装着しました。
今回重要視したいのは乗り心地の改善ということで、確かにこの手のフルサイズバンの純正の乗り心地はフワフワするしグニャっとする感じは否めないです。幸いな事にこのクルマはトーションだったのでコイルスプリングと違って簡易にプリロード調整ができるのでリフトアップついでにカッチリした感じに調整しつつショックもアップグレードしました。
街乗りやちょいオフロードを走るには十分なスペックのFOX2.0IFPショックを装着しました。ハイラックスやLC150にも積極的に採用してきましたが、このショックは本当に良い性能を発揮してくれます。きちんと衝撃緩衝装置としての仕事をしてくれる大変優秀なショックなので純正の乗り心地に不満のある方にはアップグレードショックとしてお勧めです。
最後にフロントホイールのオフセットコントロールで5mmのスペーサーをレーザー加工で製作しました。
前後の車高のバランスも良くなって車体が一回り大きく見えます。
タイヤもファルケンのAT3Wに交換したのでAWDだから多少の積雪でも気にせず走れそうですね。