Exhaust tip
- 6月21日
- 読了時間: 3分
2017年の保安基準改正で合法的にサイド出しがOKになった事は長年ピックアップトラックに乗っているオーナー達にはご褒美と言っても過言ではありません。
特にベッドサイドをファイバー化しているプレランナーオーナーの皆さんはいつまでエンドチップをキャビン下に隠しているのでしょう?
と言う煽りからスタートしましたが今回も楽しい工作の模様をお届けします。
今回はオーナー様よりエグゾーストシステムのリニューアルをリクエスト頂きまして、サウンドチューニング(V8-OHV特有のゲロゲロ感が欲しい)、発進時や加速時のトルク感をアップさせたい、エグゾーストエンドをサイド出しにしたいという内容のオーダーになります。
既存の状態はMFのOffroad Proシリーズが装着されていましたがこの際なので一新をすると言う事で触媒以降より全てを作り直す事になりました。

エンド位置をサイド出しにするためにはフレームやリーフの位置関係はもちろん、ベッド貫通のショックタワーもあるためチューブの取り回しには大変苦労をしました。設計のイメージは考えてみたものの、実車に合わせながら調整しつつ手探りで組み立てる事に。

今回チョイスしたマフラーは知る人ぞ知るV8ゲロゲロ好きには堪らないBlackwidow Exhasutです。モデル名はRace Venomの3”offsetになります。

Black Widowは409ステンレス製のため接合する409のベンドチューブと409のフィラーを用意してTIG溶接で組み立てていきます。

図面を参照しながら仮組みをしていきます。フレーム等に干渉しない様にパイプを取り回して調整をしながらベストポジションを探っていきます。これがなかなか大変な作業でした。
気付いた人もいるかもしれませんが今回は音量抑制と排気抵抗を稼ぐため3" to 2.5"にリデュースしています。

今回は非常に狭い隙間の部分にチューブを通す必要がありましてファイバーのエンド位置にチューブが上手く辿り着かず何度もパイプの角度調整を余儀なくされました。
万が一の干渉予防策としてバンテージも巻いておきました。

今回のチューブ取り回しの苦労については全てこのEnd Tipにするためだけに費やしたと言っても過言ではありません。

ということでオーナーさんの理想を現実にしてみました。
皆さんいかがでしょう?"Oh Yeah Prerunner"なルックスではないでしょうか?
ヒートプレートとリングハウジングは304ステンレスで設計製作しました。デュアルエンドのティアドロップ風デザインのプレートがアクセントになっています。

ルックス、音質、音量ともにご希望に沿えることが出来たかと思われます。
トルク不足の件はマフラーの取り回しとBANKSのペダルモンスターで解決しました。
ベッドサイドがファイバーグラスな人の特権ですのでご興味ある方はご相談ください。

4千回転以降の音色がそれはもう秀逸なのです。それはまるで大人の管楽器です。、
V8を讃えよ!




