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TITAN SWAP / US NISSAN

  • 1 日前
  • 読了時間: 5分

NISSAN FRONTIER (SUZUKI EQATOR) のフロントサスペンションをNISSAN TITANのサスペンションにトランスフォームする"TITAN SWAP"というモディファイに関するログです。


FRONTIERのOEMであるSUZUKIのEQATORのサスペンションアップグレードの相談を受けた際にKINGのカスタムオーダーの他にTITAN SWAPを同時に実施する流れになりました。


ベース車輌はボディリフト2"+サブフレームリフト6"のセットアップになっているとの事でした。オーナーさんが遠方に住んでいるため現車を見てサイズ測定が不可能なのでメールで写真等のやり取りを重ねながら詳細を決める必要があります。

上の写真を見る限りコイルピッチが近いという印象で装着されているDobinsonのスプリングスペックはFL:15",SR:540lbs、O-Dia:4.5"という事が分かりました。(FL=スプリングの自由長)


今回はカスタムオーダーショックのため現状の車輌状態にマッチするKINGのスペックを決めていきます。一般的にはOEMショックをベースにシャフトとロッドエンドを延長する方法もあるのですがせっかくなので乗り心地の向上とトラベル量アップに寄与するショックをオーダーしましょうというご提案をしました。


US NISSANのサスペンションはややクセがありまして4WDは特にリフトアップしてしまうとCVアクスルの関係でダウントラベルが確保できない傾向があります。更にはFABTECHのサブフレームリフトキットが装着されているためにUCAやナックルも変わっており、タイロッドの位置関係やCVシャフトの位置も純正とは変わっているため部品干渉はもちろんですがアップ&ダウントラベル量も考慮する必要があります。


今回採用したKINGのPRシリーズはシリンダー径はもちろん長さやシャフト、ロッドエンドの長さ、ブッシングのユニボールサイズやブッシング幅、マウントボルト径やリザーブタンクの取り出し方法、ホースの長さ、コンプレッションアジャスターやIBP、ピストン形状、バルビング、リザーブタンクの長さやクーリングフィン等、コイルオーバーショックだけでも実に多種多様なオーダーをする事が可能です。主にロングトラベルサスペンションやカスタムビルトのサスペンションに採用するショックになります。


ロングトラベルサスペンションにする場合、今でこそTCやDK等のメーカーが自社のロングトラベルにマッチしたSPEC FIT(車種専用)のKINGやFOXショックをセット販売していてショックを含んだロングトラベルキット購入する事が可能です。


昔はわざわざリジットに乗せてタイヤ外してアームを上下させてショック寸法を測るみたいな面倒な手間をかけていましたが自分だけのオーダーメイドショックという喜びがありました。過去のオーダーショックを見てみるとカタログモデルとは違ってそれぞれ個性が出ているのでオーナーさんも満足度は高いかと思います。一部ですが過去のカスタムショック事例をアルバムにしたので是非参考にしてみてください。

OEMショックなら本来あるべきパーツがPRシリーズには無いことにお気付きになった人はいるでしょうか?


今回オーダーしたKINGもSPEC FITでは無くて詳細を指定したカスタムオーダーショックになります。もちろんスプリングは別でオーダーする形になるので自分の希望のコイルスペックで購入が可能です。


先程の答え合わせになりますがOEMショックとPRシリーズの違いは車種専用のトップハット(ショックマウント)が付属しないため車種に合わせてショックマウントを製作する必要があります。TCやDK等のメーカーがサスペンションとセット販売している場合はトップハット付きの場合もありますがPRシリーズをオーダーする場合はショックマウントは別途で用意するか自社で製作するのが普通というイメージです。



今回はTITANのLCAを取付ける"TITAN SWAP"というサスペンションカスタムを実施するためアッパーマウントだけでなくロワーアーム側のショックマウントも設計する必要がありました。追記するとリザーブタンクマウントも必要になります。


図面を基に指定した材質のモノをレーザーで加工してもらい、自社にてMAG溶接して組み上げを行います。


トップマウントはこんな感じになります。ショックタブを外側にオフセットさせてショックキャンバーを補正しています。


ロワーマウントはTITANのLCAのショックタブを使用せずに新たにマウント位置をリロケーションするマウントを設計してMAG溶接して取り付けます。TITAN SWAPの際はこのリロケーションが重要でショックの印象がガラッと変わります。


アッパーマウント同様にロワーのショックマウントもTITANの純正位置を使用せずフレーム内側にボルト穴の位置を移動させているのは過度なネガティブキャンバーになるショックアングルをポジティブ側に起こして補正するための対策でこれによりダウンストロークの確保と非常にスムーズなショックワークを得る事が可能です。これは過去にTITAN SWAPを実施した際に立証したチューン内容なのでTITAN SWAPを検討している方にはオススメです。

ちなみにショックに使用するハードウェアはすべてGrade8以上のファスナーになります。

後は塗装をしたら完成となります。今回は取付作業が無いので完成後の写真は機会がありましたらご紹介したいと思います。



FRONTIERのオーナーさんでTITAN SWAPをご検討されている方はお気軽にご相談ください。リロケーションブラケットの溶接加工やリローケーション済みのTITAN LCAの販売も可能ですのでメールにてお問い合わせください。



という事で今回はUS NISSANのサスペンションチューニングについてでした。


TOYOTAだけじゃなく US NISSANのサスペンションやモディファイもお気軽にご相談ください。


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