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TC_LT_OH

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

Total ChaosのLT KITのOH作業LOGです。


まずはUCAから進めていきます。今回のOHの内容はブッシング交換のみとなります。

まずはヘドロ化して堆積したグリース汚れを洗浄していきます。


ウレタンブッシングのグリースメンテナンスは重要でTCのHUSH BUTTERを推奨しています。


ユニボールについてはTCが採用しているFKのAIN16Tに交換します。こちらのメンテナンスはドライルーブを使用するのを推奨しています。


ひと通り各部パーツの洗浄を終えたら新品パーツを組み付けてUCAを復元していきます。無理なリフトアップや負荷のかかるサスペンションセッティングだとキングピンボルトのミスアライメントスペーサーが変形したりベアリングレースに干渉して変形していたり、最悪はボルトが曲がって抜き出せなくなるケースもあるため、必要に応じてユニボールとキングピンボルトのアッセンブリーで交換するケースもあります。



次にLCAを分解洗浄していきます。こちらも堆積しているヘドロ化したグリースを除去する作業からスタートです。


LCAのOHもUCAと同様でウレタンブッシングとユニボールの交換となります。


スリーブを挿入する際には予めブッシュのグリースチャンネルにグリースを塗ってから組み付けをしていきます。季節の変わり目でハンドルを切らずにミシミシ音がするようになったらグリースアップ時期の目安です。


ユニボールも専用SSTがあるとプレスを使わずに圧入作業が可能です。


TCのLCAはグリスニップルの位置に合わせてブッシングを挿入する必要があるので注意が必要です。グリースアップする際には必ずピボットボルトを緩めた状態でグリースガンで充填する様にしましょう。さもないとウレタンブッシュが変形したり裂けたりしますので注意が必要です。またグリスガンで充填後には必ず内圧を下げるためにピックツールでニップルのボールを押して圧力を逃してあげるようにしましょう。


使用するグリースについては『ちょう度(グリースの硬さ)』の硬いものを推奨しています。APTCOではウレタンやデルリンブッシュについてはTotal ChaosのHUSH BUTTERを使用していますが、日本で入手しやすいものであればちょう度3号が良いかと思います。HUSH BUTTERが無かった頃はWAKOSのハイマルチ2号が熱溶解に強いグリースだったので代用をしていましたが、やはりメーカー指定のグリースを使用する方が得策だと思います。HUSH BUTTRは触った感じちょう度#3くらいの硬さのイメージです。参考にしてみてください。


という事でTCのLT KITのOHは無事完了です。


OHしたKINGもコイルを組んでリークテストOKでしたのでTCと一緒にオーナーさんへ返送します。



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